エイズウイルスの増殖を抑える│カバノアナタケ

カバノアナタケ

かなり前の新聞になりますが、日本農業新聞にカバノアナタケの記事に掲載されていたようです。

■エイズウイルスの増殖を抑えるカバノアナタケ

北海道立食品加工研究センターは27日、札幌市内で開いた同センター研究発表会で、カバノアナタケに、エイズウイルスの増殖を抑える力があると発表した。

水溶性リグニンが、エイズウイルスが増殖するときに使う酵素の働きを抑える。

 試験では無処理に比べて二割程度のウイルス増殖だった。カバノアナタケは、北海道など北日本からシベリア地方にかけ、シラカバの木に寄生するきのこ。シベリア地方ではガンに良いとして飲まれている。

 同研究センター畜産食品科の渡邊治研究員らは、十種類のきのこ煮汁をもとに試験。この結果、カバノアナタケにウイルスが増殖する時に使う酵素を抑える力があるのを見つけた。物質が水溶性リグニンの一種であることを公式に発表した。

 渡邊研究員は「エイズウイルスを抑える物質としては、合成品などがあるが、食品成分の水溶性リグニンにもその力があることが分かった」とする。ただ、このリグニンは分子量が大きく、細菌に入り込めないため、細分化した場合にどの程度の効力があるかを含め、通産省の生命工学工業技術研究所で試験を続ける。

 1993年の日本エイズ学会で、カバノアナタケにエイズウイルスを抑える力があることを発表した大竹徹大阪府立公衆衛生研究所主任研究員は「アナタケの力は分かっていたが、水溶性リグニンが力を持っていることを公式に発表したのは、初めてではないか」としている。

(99年4月28日日本農業新聞)

ほぼ転載ですが、以上ご紹介まで。

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